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他人と比べて劣等感を感じる人に、気持ちが楽になるコトバ

by 中村 仁 / 2017.09.27

世の中には、「足りない、足りない」と常に欠乏感に悩まされている人がいるらしい。

私も様々な人にあってきて、
実感しています。

▼お金がない


▼美人でない


▼勉強ができない


▼顧客数が少ない

▼売上げが足りない


▼人脈が少ない


▼友達がいない


▼恋人ができない


▼健康でない


▼学歴が足りない


▼キャリアがない


などなど、足りないものは
探せばいくらでもあるでしょう。

上記を悩みだと感じる人に話を聞くと、「
私が知らない何か秘密があるんだと思うんです。それがわかれば、私の足りないものが満たされます」と言いました。

周りで輝いている人は、
何か秘密を知っているから満たされていて、それを知らない彼(彼女)は、満たされていないということでした。

話は変わりますが、小学生のとき、
47都道府県を記憶したことはありますか?

40くらいまで覚えると、
残り7つを覚えたくて頑張ってしまったものです。

47都道府県すべてを覚えれば、
願望は満たされ満足するでしょうか?

実は、自分の欲求が満たされるのは一瞬です。


次は、県庁所在地を覚えていなくて
「覚えなきゃ」という気持ちになりずっと足りない足りないと思ってしまうことになります。

何が言いたいかと言うと、
足りないものを埋めても満たし切ることなんてありえないということです。

欠乏感にコントロールされると、
ずっと辛いまま人生を過ごすことになってしまいます。

他人と比べて胸がざわざわする人に
気づいて欲しいことがあります。

『人は欠けているのが正常』


この真理に気づいた人から
苦しみを抜け出すことができるようになります。

世の中で何でも揃っている人は
一人もいないし、そんな人がいればそれはもはや人ではありません。

人の形をしている何者かです。


目の前にいる輝いているように見える誰かと比べ、
勝手に辛くなっていないでしょうか?

彼らもあなたと同じ普通の人なのだとしたら、
表向き何でも揃っているように見えるだけで彼らも足りないものがあるはずです。

周りがどうではなく、
誰にでも足りないものがあることを受け入れれば、他人と比べることもなくなるはずです。

きらびやかに見える彼らも
あなたと同じように人生で辛いことを抱えているのですから。

足りないものを認めた上で前を向くのと、
向き合わないままで前を向くのとどちらがスムーズに進めるでしょうか?

うちのクライアントや塾生は、
初めてのことに挑戦することが多々あります。

準備もあり、成果が出るまで時間もかかるので、
周りと比べてしまうこともあるでしょう。

他人は他人、あなたはあなた。


今日は、彼らに向けて書いてみました。

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