人脈ってどうやったらできるのでしょうか?
by 中村 仁 / 2017.12.26
「人脈ってどうやったらできるのでしょうか?」とちょくちょく聞かれます。
あなたならどのように答えますか?
唯一の正解はないと思っています。
でも、経験則として外れてはいないであろう知見は持っています。
前提として、人脈とは何か?なぜ、人脈が必要なのか?はあなたの中で腹落ちさせておいてくださいね。
きっと人によって違うし、目的によっては行動も変わってくるはずです。
今回は、「困った時に助けてくれる人」(ビジネス上)という狭い範囲で回答してみます。
おかげさまで、キャンペーンをやったりすると紹介してくださる方がいらっしゃいます。
集客って大変ですからね。
メルマガやブログ、人づてでご紹介いただくというのは、非常にありがたいことです。
彼らと縁をつなげた方法・思考を今日はお伝えしますが覚えておいていただきたいのは、最初から見返りなど求めないということです。
関係性ができていく中で、たまたま機会があって応援していただけるという結果が偶然生まれるだけです。
見え透いた人脈は、長く続きませんから使用方法には気をつけてくださいね。
私も人脈を作ろうと思って、何かをしたことは一度もありません。
とはいえ、仲良くなりたいなと思ったり、話を聞いてみたい(
(1)お金を使う方法
(2)お金を使わない方法
私は(1)をよく使っていました。頭の中で考えるんです。
「どうやったらこの人にお金渡せるかなぁー」と。(汗)
この時点では実は見返りなど、全く考えていません。
純粋に仲良くなりたくて、人気者の相手がどうすれば自分を認識してくれるだろうか?と考えた結果にすぎません。
まずは、相手の顧客にリストに入ること。それも上級であればあるほど話をできるチャンスがあるでしょう。
相手の立場になってみてください。無下にはできませんよね?
私が試してきたのは、
▼セミナー・イベントに参加する(数万円単位)
▼養成塾に参加する
▼個別のコンサルティングを受けて成果を出す(
▼書籍をまとめ買いする
▼教材を購入する
▼人を紹介する(何度か面識ができて後)
▼ランチを奢る
などなど、これらをしていると、顧客リストの名前は覚えていますから、
直接お会いした際の反応は、全く違ったものとなります。
セミナー後に名刺交換の列に並ぶ人がいると思いますが、あればその他大勢の一人にすぎないので全くの無駄です。
無料相談のときだけ申込んだり、買う買うと言って全く商品を購入せず自分をアピールする人も同じことです。
結局、相手の方と関係性を近づけるのが上手い人は、ビジネスも上手です。
なぜか?
相手が何をしたら喜ぶか?お悩み事を解消してあげることができるからです。
書籍を出版したら、その著者のお悩みごとはいかに本が売れるかに決まっています。
であればまとめて買ってあげて、布教したり実際に試して成果を出してあげればよいわけです。
ビジネスがわかっている人は、相手が何を求めているかがわかっています。
私も仲良くなりたい人がいたら、見返りを考えず相手に何が貢献できるだろう?
何がお悩みごとだろう?と考えて、できることをやろうとします。
お金を使えばできることが増えるので、(1)を採用しているに過ぎません。
「お金なんてないよ」という人もいるでしょう。最初はそれでもいいと思います。
ずっと同じままだと、人脈だけではなくビジネスも上手くいかないと思いますけど・・・
(2)お金を使わない方法についてはお伝えします。これも同じです。
相手のお悩みごとは何か?がわかっていれば、お金を使わない解決策だってあるわけです。
本を読んで実践して、お客様の声を書いて貢献することだってできるでしょう。
私は相手から頼まれる前に、声をびっしりと書いて実名で掲載する旨もOKと伝えることを率先してやってきました。
メルマガなどで紹介できる素材を提供してあげると、相手の方が喜んでくれることがわかっているからです。
セミナーの受付や事務等の手伝いを名乗り出るのもありでしょう。
お金がなくても、時間と体力があれば相手に貢献するアイデアなんていくらでも出てきます。
いかがでしょうか?
お金がある人はお金を使うことで早く関係性を縮められるし、(便利なツールですね)お金がなければ、アイデアで勝負すればよいのです。
あとは、こちらが無償でも紹介したい、応援したいと思える人もたまにいます。
西郷にあって、大久保になかったようなものです。(笑)
人脈云々と他力本願になる前に、自分を磨いて、あなたに会う価値があると思わせるのが一番先なんですけどね。
こんなことを言うと、今日の話の意味がなくなってしまうかもしれませんが。
あなたなりの人脈構築術は何かありましたか?
正解はありません。
もし、正解があるとすれば、やりたいと思ったら動き出すことが唯一の正解なのでしょう。