世界的リーダーから学ぶ、人生を開花させる5つの要素
by 中村 仁 / 2017.10.08
3月でライフネット生命の会長を退任された、出口治明さんが講師をされている世界史の塾に参加してきました。
3月から5回ほど参加して、下記の10人について学んできたわけです。
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1.バイバルス 奴隷からスルタンに上りつめた革命児
2.クビライ 五代目はグローバルなビジネスパーソン
3.バーブル 新天地インドを目指したベンチャー精神
4.武則天 「正史」では隠された女帝たちの実力
5.王安石 生まれるのが早すぎた改革の天才
6.アリエノール 「ヨーロッパの祖母」が聴いた子守唄
7.フェデリーコ2世 ローマ教皇を無視した近代人
8.エリザベス1世 「優柔不断」こそ女王の武器
9.エカチェリーナ2世 ロシア最強の女帝がみせた胆力
10.ナポレオン3世 甥っ子は伯父さんを超えられたのか?
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あなたの知っている人は、何人いましたか?
元々日本史専攻の私には、たいてい???でした(笑)。
クビライ、エリザベス1世、エカチェリーナ2世くらいかな。
いやぁー、情けない。
でも、勉強はいつからだって出来るし、始めるのに遅いということはありません。
上記10人は、時代も違えば、国も生まれた環境も全く違います。
でも、後世の人から見てすごいと思われるほどの結果を出しています。
共通点があるんじゃないか?
具体から抽象のレバーを上げて話を聞いていて下記5つは必須かなと感じました。
▼胆力
▼運
▼教養
▼冷徹さ
▼決断力
たとえば、やっぱ人の人生って、運の要素はデカいと思います。
こう言っては身も蓋もないですけどね。
でも、たまたま継承権ある人物が死んだり、病気になったりして、チャンスが転がり込むことって歴史を見ているとよくあることなんです。
チャンスが来るまで勉学に励み(教養)、待つことができる胆力があるか?も重要。
「つぶすぞ、今日は。よく見とけオラァー」(蝶野正洋)
「時は来た。それだけだ」(橋本真也)
という時期が必ず誰にもきます。
時期を冷静にみて、最後は決断するだけです。
今、自分の人生が不遇だと感じている人がいたとします。
昔の私もそう。
私の場合、粛々と準備をしながら待った期間は15年です。
状況違うけど、ちょうど井伊直弼が部屋住みとして過ごしたのが17歳から32歳までの15年間でした。
彼は14男。
運がなければ大老のチャンスはこなかったはず。
短期目線で人生を眺めれば、不遇だと思うかもしれません。渦中にいればそうでしょう。
でも、長期視点で見て着々と自分に必要なものを身につけれいれば、いづれチャンスは来ます。
歴史が証明しています。
問題は、そのときにチャンスをチャンスと認識し、その手に掴み取れるか?です。
本・人・旅の3本柱で、専門分野だけでなく、教養も磨くことで人生の突破口を開けるはずです。
着々と準備していきましょう。
人とは違う経験が、あなたの人生を彩りに変えてくれます。