一か月続かない人が、その後圧倒的な成果が出せると思うか?
by 中村 仁 / 2018.01.28
これまで数々の個別コンサルや塾に参加してきました。
幸い、素晴らしい内容のものが多く、成長させていただくことができました。
参加した際、意識していたことは、起業家なのでできるだけ早く回収できるよう意識して行動すること。
また、自分が成果を出すのはもちろん、仲間にも協力できることはして、みんなで成果を出すこと。
最後に、講師の実績も過去最高のものにしてやろうというマインドで取り組むことでした。
特に、最初の一か月は、猛烈に行動し、自分の限界を越えられるよう意識しています。
ちょうど今も新しい学びで、同じことをやっているんですよ。
今、うちの塾でも私のタスクが毎日上がっているので行動の質・量に関する基準はご理解いただけているかと思います。
一度ビジネスが回り出すと、何やっても70点くらいはとれてしまいます。
実は、コレが危険信号。
常に危機感を持って動かないと成長が鈍化してしまいます。
高額塾に参加する人は、決して安くないお金を支払っています。
なんでだと思いますか?
高いお金を支払ってでも得たい、あるいは、変わりたいと考える何か理由があるからではないでしょうか?
強い欲求が成長への原動力です。
私の場合、達成したいビジョンがあります。
ビジョン実現に近づくなら、自分に強制力を与えてくれる環境にいくら支払ってでもよいとさえ思っています。
日常の引力というのは、思いのほか強いものです。
3日間の自己啓発セミナーに参加して、自分が変わったと思っても、1週間もすれば、また元の自分に戻っていたなんて経験はないでしょうか?
一瞬変わるだけでは、人生変わりません。
まして、突き抜けるなんて夢のまた夢。
本当に自分を別人に変えてしまいたいなら、非日常を日常にするくらいの勢いで行動し習慣化する必要があることでしょう。
最も大事な時期は、取り組み始めた最初の一か月です。
ここで勝負は決まります。
うちの塾でも、初月から毎日フェイスブックでその日のタスクを上げてもらっています。
毎日です。
成果・失敗報告大歓迎。行動している証左ですから。
ちなみに、強制ではありません。
マイペースでやった方が成果出る人もいますので。
でも、言語化して報告してを繰り返した方が成果出るのは間違いありません。
最初は半信半疑続けた人も、6か月もすると、「言語化して報告できる環境があってよかった」
当然、彼らは大きな変化を遂げます。
投稿や報告を始めてみたものの、実際にそれをやり続ける人は少ないです。
なんでもそうでしょうけど。
塾に参加する側の立場として、いつも他の参加者を見ていて感じていることがあります。
「最初の一か月すら毎日続けられない人間が本当に変われると思っているのだろうか?」ということです。
最初の一か月、限界を越える挑戦をすることなく、その後に挽回して上手くいった例を私はみたことがありません。
成果が出るかどうかは問題ではないんです。
うちの塾だって、塾を卒業するまで経済的成果がゼロ円だった人がいます。
卒業時、手紙をくれました。
「塾の期間中に、中村さんへの恩返しとして、なんとか経済的成果を上げたかったと」
彼は塾期間中、行動していました。
彼は、塾終了直後に独立してからアッという間に一流企業の会社員の年収を越えてしまいました。
突然変異が起こったわけではありません。
積み重ねてきた種が芽を吹いただけです。
うちの塾のコンセプトの一つに、「全員で勝つ」というものがあります。
初めて聞いたのは、田中祐一さんの塾の中です。
今の塾でも使われていますが・・・人気なのかな?(笑)
私は、田中さんの塾の雰囲気が好きで、ちょくちょく同じコンセプトを使わせていただいています。
仲間で切磋琢磨して勝つわけですね。
「仲間」って、この場合どんな人のことを言うのでしょうか?
あくまでうちの場合ですが、成果を出しているかどうかではありません。
みんなこれから成長していくのだから、今の時点で目に見える成果が出ている必要はないです。
しかし、自分の限界を越えようと挑戦して行動を続ける人であることは求められます。
今は失敗続きでもいい。
コンサルタントは、見本を見せて信頼してもらうことになるので、立派なリーダーの役割があります。
自分を変えるために、一か月も何かを続けられない人が人を引っ張るコンサルタントになれるのでしょうか?
あなたはきっと自分を成長させることに余念がない人だと思います。
もし、あなたが突き抜けるほど、今いる状況を打破して、変化をしたいならまずは一か月、何かを始めて続けてみませんか?