セミナー・コンサルを受けて元を取るにはコノ視点が必要だった・・・。
by 中村 仁 / 2017.11.08
ここ最近、積極的にセミナーに参加し、様々な方からコンサルティングを受けています。
セミナーに参加し、コンサルティングを受ける効果について改めて考えてみます。
(1)新しいノウハウを教えてもらえる
(2)盲点に気づかせてくれる
主に2つの効用があります。
(1)については、もう言うことはないでしょう。
あなたも問題を解消するため、成果を出している人が持っている知識や知見をもらいにセミナーやコンサルを活用するのではないでしょうか?
たしかに、知らない知識を教えてもらうことは重要です。
やればいいだけですしね。ただ、応用は効かないから効果もある程度に終わってしまいます。
様々な学びをしていると、知っている話も多くなってくるでしょう。
「もう知っているからセミナーに参加したり、コンサルティングを受けたりする必要はない」と、もしあなたが考えているなら、成長が止まってしまう可能性があるのではないでしょうか?
セミナー・コンサルティングを活用することには、知識を教えてもらう以外に、
(2)盲点に気づかせてくれる
効果があります。
ちなみに、私は主に(2)のためにセミナーに参加し、コンサルティングを受けます。
わかりやすくいうと、(2)は考え方や発想法は教えてもらえるけど、答えはもらえないわけです。
私もメンター陣に、「教えて下さい」とか「どうすればいいですか?」と聞いたりはしません。
やってしまえば依存を生みます。
成果が出た時はいいのですが、成果がでなくなると、「○○さんに言われたからやったのに」となってしまいます。
依存する人は、起業家ではありません。
(2)のセミナーについて直近の事例でお話してみます。
近況報告でも述べたように、昨日まで2日間ほど、
知識もありましたが、本質論と言うか、発想法など盲点に気づかせる内容が多かったです。
(2)盲点に気づかせてくれるタイプですね。
実は、(2)の方が、波及効果が高いし、社長も自立できるので良いんですよ。
セミナーでは、何度も何度もLTVの概念について述べられていました。
LTV(顧客生涯価値)を知らない人は調べてください。
マーケティングをかじっている人なら、誰でも知っている言葉です。
マーケティングの本質論!でも、LTVを意識して実践し続けていて成果につながっている人はどのくらいいるでしょうか?
LTVの概念が理解できると、何度でも自社のサービスを買ってもらうハイパーレスポンシブ顧客
「どういうビジネスモデル(じょうご)になっていれば、自社のハイパーレスポンシブに至るのかわかっていますか?」
概念の説明のあとにワークを行いました。
参加者:「あれ?ない」
私も含め、参加者は気がつくわけです。
言語化してみると、ビジネスモデルの重大な欠陥に気がつきます。
何度も商品を買ってくれるハイパーレスポンシブになってもらうには、何度も商品を買ってもらう必要があることに。
でも、ないんですよ。何度も買ってもらうための商品が・・・。
にもかかわらず、「LTVなんて知ってるよ」と思い上がるわけです(私を筆頭に。汗)。
利益を得るためのバックエンド商品がもし一つしかないならどうなるでしょうか?
あなたの商品に興味がないなら、他の人から別の商品を買うことにお金を使ってしまうことでしょう。
他で商品を買ってしまい、競合がバックエンド商品のラインナップを持っていればどうなると思いますか?
そう、他者のハイパーレスポンシブ顧客になってしまいます。
すなわち、二度とあなたの元には戻ってこないし、あなたの売上げが上がらない原因になるのです。
ダン・ケネディも言ってます。
「売り手が商品を開発するより、買い手が商品を消化するスピードの方が早い」
見込み客or顧客が商品を待っているのに、販売しないことで、他の人から商品を買って、二度と戻ってこなくなるわけです。
もったいないと思いませんか?
LTVは誰でも知っている概念です。
でも、やっているかどうかは全く別で盲点となる内容です。
(1)新しいノウハウを教えてもらえるを実践すれば売上げは上がりますが、上限も見えています。
一方で、LTVとハイパーレスポンシブの概念から発想法を教えてもらうことは、自分なりの打ち手をいくらでも考えつくことができます。
私も、ここから数百~数千万円の売上げが上がる目処が立ちました。
(2)盲点に気づかせてくれる
あなたも(2)目的にセミナーに参加したり、コンサルティングを受けてみてはどうでしょうか?
得られるものが大きく変わります。