とりあえずワクワクを横に置いて突き抜けてみませんか?
by 中村 仁 / 2018.01.19
今年の目標の一つに、「限界突破してビジョン実現に近づく」というのがあります。
このような定性的な目標から、定量的な目標まで幅広く設定するようにしています。
個人的に、抽象度の高い目標の方がワクワクするんですよね。
何を持って限界突破と言えるのか?指標を決めて取り組んでいきます。
おっと!ワクワクで思い出しました。
最近、クライアントから顧客について気になることを聞きました。
顧客:
「ワクワクしないからその方法はちょっとないですね~」
と、顧客に言われたらしいです。結果、動いてくれなかったと。
ワクワクかぁー。
大事な指標ですね。
私もコンサルティングの際には、「それ、ワクワクしますか?」と聞いたりすることがあります。
長期的視野でビジネス考えると、ワクワクしない仕事は続きませんから。
一方で、ワクワクすることだけやりたいという点にこだわり過ぎると、逆に落とし穴もあるんじゃないか?と考えています。
あなたはすでに明確なビジョンをお持ちなのかもしれません。
ビジョン実現や目標達成から逆算すると、現状では足りないものも見えているのではないでしょうか?
では、足りないピースを埋めるためにやらなければならないことがあるとして、もし、それらがワクワクできないとしたら、あなたはどうしますか?
それでもやりますか?
あるいは、ワクワクしないからやらないという選択をしますか?
最近、自宅で毎日筋トレをする習慣ができました。
以前は、ライザップに週2回の通ったときだけやってたんです。
筋トレして自分の肉体を見せびらかしたい一部の筋肉マニアを除き、好き好んで筋トレをしたい人はいないと思います。
少なくとも私は苦手です。
筋肉を痛めて回復させてをの繰り返しで地味だし、しんどいし・・・
でも、痛めて回復させてを続けていると、次第に筋肉が強くなってきます。
体つきが変わって来るのも、実感できるようになります。
中村:
「筋トレやり始めてから、風邪引く回数が減って、筋肉がついて来たのが目に見えるし、セルフイメージも上がってきました」
私が筋トレを始めて半年経過した最近の感想をトレーナーに伝えました。
理想の健康体のために好きでないことに継続して取り組んだから、今があります。
結果にはワクワクしますが、過程にワクワクしたことはいまだ一度もありませんが・・・(汗)
ワクワクしないという理由で行動しないという選択をしたら、
制限的な成長しか実感できない可能性もあるとは思いませんか?
別の例ですが、私、毎朝、日本経済新聞を定期購読し、
同じ話題でも違う角度から書いてあるので、一つの主張を盲信しないで済むからです。
もちろん、興味のない記事もたくさんあります。ワクワクはしませんね。
でも、MYルールとして、見出しと社説含め数ページについては、世間的な注目ある記事だから必ず目を通すと決めています。
理由は明確。
興味のある記事だけを見ていては自分の興味・
最初はワクワクしないような内容でも、次第に興味を持って、面白く勉強できるようになる分野も出てきます。
私の場合、中国・台湾・北朝鮮と日本の関係性について、過去の歴史と今のつながりに興味を持ち、今では本を買って勉強するようになりました。
冒頭で相談されたクライアントの顧客は、スタートアップの方でした。
自由な働き方がしたくて独立したのでしょう。
でも、食えていない、あるいは目標と現状を比べて全然足りていないレベルに甘んじているとしたら・・・
顧客:
「ワクワクしないからその方法はちょっとないですね~」
私:
「とりあえずワクワクとかいいから、ガンガン動いて収入上げてみたらどう?
と提案したい。
そうでなければ、コンサルタントを雇っても「ああでもない、こうでもない」と妄想を繰り返し、
無駄にコンサル期間を過ごしてもやもやから抜け出せない状況が続いてしまうことになってしまいます。
ワクワクすることは、成果出したあとならなんとでもなりますよ。