できるとしたら?できるとしたら? ばかり考える人だけが成長する・・・
by 中村 仁 / 2018.01.29
▼「それ、もうやったことあるんですよ」
▼「それも考えたんです」
▼「いやっ、それはできないと思います」
これまで様々な起業家と会って来て、成長しない、結果でない人に共通する口癖として上記3つがあることに気がつきました。
行動とか環境の問題以前に、思考が間違っとる・・・。
「それ、もうやったことあるんですよ」
⇒いやっ、あんたがやったから成果出なかったんだよ。(汗)
「それも考えたんです」
⇒やってないんかい・・・(汗)
なぜ、思考が間違っていると成果が出ないのか?
視野が狭くなっているので、アイデアが出てこないんです。
事実なら、それに基づいて対策を考えることができます。
でも、多くの場合、事実かのように思い込んでいるだけのケースが多い・・・。
「それ、事実ですか?それとも解釈ですか?」
私がコンサルで使う鉄板の思い込み崩しの着眼点です。
もし、解釈であるなら、「なんでそう思っていたんですか?」と背景情報を詳しく聞いて思い込みを崩していきます。
一つずつ思い込みが崩れると、視野が広がって難しいことでもできそうな気がしてくるんです。
脳内で確信を得ることが、実際に行動を起こしてもらう前に必要です。
思い込みを崩して、「できるとしたらどうしますか?」と聞きます。
できるとしたらと考えると、思考が開け、アイデアが出て来て行動できるようになります。
値上げだって、契約が続かないのだって、成約率が50%を越えないのだって、技術的なことより、マインド面に課題を抱えていることの方が多いです。
「できるとしたら?」と考えると、違う発想、アイデアが出てこないでしょうか?
6か月のパッケージ商品をコンサルティングでお持ちの方は多いと思います。
で、彼らの多くは、6か月後も契約が続くとは思っていません。
売り手が続かないと思っていて、何も基準を伝えていないのなら、当然お客様も続けようとも思いません。
仮に、成果が出ていたとしてもです。
売り手の思い込みが解ければ、買い手にも続ける基準を伝えて契約が継続することはよくあります。
弊社も先日、顧客のリサーチをしていて、コンサルティングの継続率が80%を余裕で越えていることがわかりました。
平均値ではなく、中央値で計算したところ、2年以上はザラに続くことがわかったわけです。
仮にですよ。
6か月で24万円のコンサルティングを受注すると、売上は24万円のみです。
でも、1件とって2年続くとしたらどうでしょう?96万円です。
インパクトの違いは、あなたの年商に反映されます。(
うちのクライアントには、さらに単価を1.5~
その結果、新規顧客に頑張らなくても、年商1,000万なんて越えてしまうわけです。
一度乗り越えたら、同じビジネスモデルを繰り返すだけだから、プロモーションより安定して売上が上がります。
値上げにしても、リピートにしても、成約率にしても
「私にはできない」とみんな思っています。
だから、「できるとしたら?」と感じてもらうことからすべてを始めます。
「できるとしたら、できるとしたら」と歩きながらでも唱えてみると、
P.S.
もちろん、やり方はあります。が、すべてはあり方を整えてからです。