すごい変化が欲しい?だったら○○してください・・・
by 中村 仁 / 2017.12.10
▼「成長したい」
▼「変わりたい」
▼「お金持ちになりたい」
「でも、出来てない・・・」
私は長い間、霧の中を手探りで、ときにはかがんで前に進んできました。
前に進んでいるように見えて、逆走していたりとかたくさん思い出があります・・・汗。
冒頭のように勢いだけで空回りしました。
チャレンジはたくさんしました。
でも、思ったようにいかなかった方が圧倒的に多かったです。
失敗話の数を競ったら、ネタの数では負けないんじゃないでしょうか。
うまくいかない時期が続いたとき、私がどういう心境だったかというとスグに結果を欲しがっていまし
スグに大きな結果と変化を求めていたのです。
結果を焦るとろくなことにならないんですよね。
たとえば、「売れまっせー」的な広告に魅力を感じて衝動買いしてしまいますから。
気づいたときには、自宅の棚には使ってはいないのに買ってしまった教材で一杯でした。
魔法の薬がないことはわかっているのに、手を出してしまうのです。
うーん、中毒ですな。あなたも同じような経験はありませんでしたか?
ファクトを再確認しましょう。
何かひとつ行動を起こしたからといって、すぐにビジネスで成果が出るなんてことはほぼありません。
特に、これまで何も準備してきてないとしたら、なおさらです。
すぐに結果が出ると思っていて、上手くいかずに癇癪を起こす人がいたとしたら、「すぐ結果でまっせー」的な周りの情報に毒されているか、(裏を聞くと楽してないことがわかります)自分を過信しているかのどちらかです。
大きな変化というのは、当たり前すぎる小さなこと、取るに足りないことの中にあります。
前にボクシングの試合を見ていて感じたことをメルマガにも書いたことがあります。
相手をKOしたとき、どのパンチが決め手になったのか?いつも気になっています。
あなたはどう思いますか?
「最後のパンチでしょ?」と考える人もいるでしょう。
では、最初からKOパンチをくり出せばよかったのか?と考えると、きっと当たらないはずです。
もしかすると、KOパンチの前のパンチで相手の動きが止まったから最後のパンチが当たったからしれないし、あるいは、さらに前のパンチで相手のバランスを崩せたから畳み掛けることができたのかもしれません。
相手をKOできたのは、どのパンチが決め手になったのか?
正解は、KOパンチに至るパンチすべてです。
すなわち、小さなことすべてが決め手になるわけです。
ビジネスや人生の場合も同じことがあるのかもしれません。
目の前の小さなことに全力で取り組み、自分を高めることをした人だけに、KOパンチを打ち込むチャンスが訪れます。
目には見えていなくても、あなたの頑張りはあなたの力になっているはずです。
すごい変化を求めるのではなく、今できる小さなことに全力を注いでみてはいかがでしょうか?
今日は、完全に自分に対する戒めとして書いてみました。