うんざりさせられるタクシー運転手から学ぶ、 お悩みごとの解決策を提供できればビジネスはうまくいく法則
by 中村 仁 / 2018.05.01
「時間でお金を買う」という話しを昨日したと思います。
私は自分で車を運転しないので、できるだけタクシーの乗って時間を買うようにしています。
今日は、「お金で時間を買う」話しではなくタクシー運転手のお話しなんですけどね。
タクシー運転手の3回に1回は、「社会人失格だろ。テメー」と言いたくなる人に出会います。
2日に1回は会うよ。(汗)残念ながら。MKさん、さすがっすよ。
先日は、運転手が他のタクシー運転手全体をバカにする人に出会いました。
「あいつらみんなアホやねん。この時間は、あんなとこで待っててもあかんねん。オレだけが違うんよね」
初対面の人から、20分延々と自慢話しと他人批判を聞かせられる方は、たまったものではありません。
出張帰りで疲れているのに。
次の日、また変わった運転手と遭遇。
運転手:「どちらからいきましょうか?南森町経由と」
中村:「じゃあ、それで」
運転手:「○○経由とがありまして」
中村:「南森町で」
運転手:「南森町経由と○○がありまして。云々カンヌン」
中村:「いや、南森町で」
運転手:「どっちでもいいんですけどね。南森町経由だと云々」
中村心の声:「いやっ、話し聞けや」
5分後
中村:「右曲がって下さい」
運転手:「右ですね」
中村:「はい、右です」
左に曲がる・・・
中村:「右です、右です」
さらに、5分後、
中村:「道路標識の前で止めてください」
運転手:「道路標識の前ですね」
中村:「いや、もう通りすぎてるよ」
タクシーに乗ると、話題に事欠きません。彼らは本当に社会人なのだろうか?と思わずにいられません。
もちろん、全部じゃないですよ。仲良しさんもいます。
問題を抱えていて、(目的地まで安全に早く到着したい)解決のためにお金を支払うのに、全然お悩みごとに答えていないケースとして、紹介しました。
抱えている問題を解決する手段を提案していただければ、
ですが、実際は財布の紐を空けさせてくれない人が一定数います。
「だっ、ださせてくれ!」
何がクライアントの頭の上の方にあるお悩みごとなのか?
どれだけクライアントの悩みに耳を傾け、作業を仕事にして提供できているかで得られる収益は、大きく変わって来ます。
タクシー運転手を見ながら、自分自身が同じことをやっていないか、振り返っていました。
素晴らしい勉強をさせてもらったと感じています。
P.S.
残念ながら、ホテル前のタクシーしか乗る気しませんけど。(笑)