あなたはどんなコンサルタントになりたいですか?
by 中村 仁 / 2018.02.03
突然ですが、あなたはどんなコンサルタントになりたいですか?
コンサルタント志望か、すでにコンサルタントになっている方への質問ですが・・・
先日、ある方のコンサルを受けたんですが、彼のコンサルタントとしてのセルフイメージ(自己認識)はブラックジャックでした。
当然、ずばっと切り込む凄腕タイプのコンサルタントとして行動するし、そういう能力を鍛錬しています。
自分は何者なのか?が決まれば、行動や価値観、環境などすべてが変わるわけですね。
参考になる例として、ニューロ・ロジカル・レベルと呼ばれるものがあります。
ロバートディルツにより体系化されたNLP(神経言語プログラミング)モデルらしいです。
よく知りません。(汗)
ニューロ・ロジカル・レベルには6つのレベルがあります。
1.スピリチュアル
2.自己認識
3.信念・価値観
4.能力
5.行動
6.環境
あるレベルの変化が他のレベルの変化を生み出すみたいなんですよね。
たとえば、「自分には能力がない」と思っていたとしても、
3.能力の上の階層である
2.自己認識を書き換えてしまえば、信念、能力、行動、環境とすべてが変わってしまうのだそうです。
理論的にはよくわかりませんが、経験則としてよくわかります。
うちの顧客でも、コーチやコンサルタントと名乗っていた際、エネルギーすべてを出せず、持て余している方がいました。
でも、彼のセルフイメージをプロデューサーに変えた途端、ガンガン行動できるようになり、心のつっかえもなくなったのだそうです。
どう思いますか?セルフイメージ(自己認識)を変えた典型的な例でした。
うちのコンサルでは、よくセルフイメージを変更してもらうことがあるので。
話を戻して、ブラックジャックというセルフイメージ(自己認識)を持っていれば、ブラックジャックみたいな、「資格がなくても凄腕」に近づいていく努力をしていくことでしょう。
バシッとアドバイスするタイプになるんでしょうね。
ちなみに、私もどんなコンサルタントを理想としているか考えたところ、『キャプテン翼』に出て来る岬太郎君であることが判明しました。
知ってます?
主役である翼君は、当然社長です。
私の仕事は、翼君がシュートを決めるのに最適なパスを出すこと。
かつてはゴールデンコンビと呼ばれたように、翼君の狙っていることを先読みして、アシストすることが私のコンサルティングイメージです。
キャラ的にもたぶん合ってる・・・三杉君好きだったんだけど。
ときには、リーダーシップを発揮することもありますが、基本的には援助者に徹します。
これから求められるコンサルタントは、『アシストリーダーシップ』(造語)を発揮することだと考えているくらいです。
⇒このワードで出版でもしようかしらん(笑)
自己認識が違うため、ブラックジャックとはコンサルのやり方もまるっきり違うものになるでしょう。
スタイルの問題なので、どんなコンサルタントであるかに正解不正解はありません。
あなたはどんなコンサルタントになりたいか考えたことはありますか?
先に自己イメージを決めておくとスムーズに行動できるのでおすすめします。
P.S.
ブラックジャックのコンサルは、凄まじい切れ味でした。
一人でアイデアを出し、自分なりに努力することがいかにアホな行いかわかってしまったほどです。
目標を達成するのに、何年無駄にしてしまうことか・・・。
ペリー来航でビビッた、江戸の老中くらい目冷めましたわ。(汗)